にせもの美術史
『にせもの美術史』トマス・ホーヴィング著、雨沢泰訳(朝日文庫) を読んだ。
いくつかを選んで映画にしたいと思う奴がいてもおかしくないくらい、エピソードがドラマチック。
これだけいろいろな贋作者をとりあげておきながら、ハン・ファン・メーヘレンには僅かしか触れていないのを不思議に思ったが、あとがきによれば訳者が3章ほどをわざと省略したかららしい。
安田火災(現損保ジャパン)が53億円(58億という数字もある)で落札したひまわりの贋作説にも触れている。訳者あとがきでは、その後贋作と断定されたという米紙ニュースを引用しているが、ゴッホ美術館から真作のお墨付きが出たという話しもある。どうもすっきりしない。
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