オトメの身体
『オトメの身体―女の近代とセクシュアリティ』(川村邦光著、紀伊國屋書店)という本を読んだ。
『アンネナプキンの社会史』(小野清美、宝島社文庫)もそうだったが、生理用品の昔の広告などが載っているページを通勤電車の中で読んでいると人目が気になる。
それはさておき、本書では、女性の身体意識(社会の意識と女性自身の意識の両方)の変遷が、女性誌を中心とする豊富な資料によって解き明かされている。平塚らいてうや与謝野晶子のような進歩的な女性が、結果的に女性自身が縛られることになる純潔思想を広めたということも具体的な引用によって示されている。
純潔思想に関しては、女性が性交渉を持つと血液が変化し、その後生まれた子供に前の男の影響が残るといった、今日では信じられないような「医学的な」言説が流布していたそうだ。
本書と姉妹のような関係の『オトメの祈り―近代女性イメージの誕生』も読んでみたい。
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コメント
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
昔の広告もとりあげはじめました。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
投稿: kemukemu | 2006-12-22 21:31